たばこは昔から『百害あって一利なし』、と言われるほど無駄な嗜好品である。
まして近年、愛煙家にとって何処にでかけても、たばこを吸う場所さえ脅かされているのだ。
私の場合、たばこを覚えたのは17歳の時でして、寿司屋の修行中に無理やり先輩に吸わされた
ことがきっかけとなり、それ以来、幾多の禁煙を試みたものの、ハッキリ言って無駄な努力。
それから48年間、誰がなんと言おうと、”めげず”に吸い続けているのであります(ニガ笑い)。

たばこを覚えた最初の銘柄は当時、大ブームを巻き起こしたハイライトだったのです。

その後、数々の銘柄を嗜んだのですが、およそ20年ほど前から平和のシンボル『ピース』に
切り替えたのでございます。今は両切りのショートピース10本入りを楽しんでいます。

ピースにはフィルター付きの20本入りの箱ピース、10本入りのショートピース、50本入りの
缶ピースがありまして、たばこを愛好しないお方には大変難しい話だが、なにせ香りがとても
良いのです。

そう、特に丁寧に銀紙でラッピングされたSピースは抜群でたばこ愛好家にはたまらないのです。

銀紙を開封したその瞬間に香りを放つのです。
そう、香りだけならニコチン中毒にはなりませんので是非お試しに?・・・・(笑)。

現在市販されているたばこの裏表には必ずこんなことが記載されています。
一般に表側は「喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます」。
で、裏側は「未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。
周りの人から勧められても決して吸ってはいけません」・・・とね。
なので48年前にそんなことを書いてくれていたら、”絶対に吸っていなかった”のにな〜と、
今は悔やむばかりであるのです・・・チクショ~(><)。

タール28mg、ニコチン2.3mg。これって凄い数値なのです。
そう、たばこは本来植物で、その植物の中にタールとニコチンの成分が含まれているのです。
なのでその植物を燃やせば、かならず「ヤニ」が残ります。
黒いヘドロのようなものでそれがタールです。昔の人はキセルでたばこをのんでいましから、
こよりで時々掃除をして、煙の通りを良くする必要があったのです。
ニコチンもたばこの葉に含まれている成分でありまして、たばこ一本分には約20mgのニコチン
が含まれているそうです。 しかし、喫煙ではほんど煙と灰の中にニコチンが出てしまい、喫煙者
が死に至ることはないらしい、ですから間接喫煙(副流煙)の方が問題だと挙げられています。
まっ、こんな理由から我々喫煙愛好家は、肩身の狭い思いに追いやられてしまうのでしょうね。
止めれるものなら、止めたほうが良い。
百害あって一利なし、まさにその通りなのである。
エビス亭