サバの箱寿し
- 2016.11.15 Tuesday
- 00:02
寿司。。。。
日本人は寿司が大好きな人種である。
寿司は大まかに分けると「早鮨」と「なれ鮨」と別れていて、「早鮨」は酢飯に魚をのせたもの。
「なれ鮨」は乳酸発酵させたもので、その当時の保存食だったのであるが、若き名古屋での
修行時代、常連さんが滋賀県の琵琶湖辺りの出身で、お土産にと修行先の店に持って来まして、
一度だけ口にしたが、なんとも言えない臭みと食感であった(琵琶湖名産のフナのなれ寿司)。
その点、早鮨と呼ばれる寿司は、東京湾で水揚げされた魚を酢飯に乗せて握った寿司を江戸前と
呼び、現在の寿司の主流は江戸前が原型である。
人気上昇中の「サバの箱寿し」。新鮮市場・瀬戸市場にて580円にて販売
寿司たる食品を語れば話が尽きないほどあるが、一番肝心なことは、ネタよりシャリが
命なのである。
なにせ、シャリが旨くなければどんなに高級なネタを使ってもせっかくのネタが死ぬ。
そんな店、結構、世間には多いのです。
しかし、シャリさえ旨ければ、ついつい何貫でも食べてしまうのが鮨の奥の深さなのだ。
まして、1貫15g〜18g(しゃりこま)辺りで握る寿しは正に最高の一品である。
また、握るシャリの温度も必要不可欠で、常に一定に保つ努力が必要とされるのである。
寿司の定義はシャリ以外になし!。
ネタではないことをあなたの知恵袋に入れて置いてください^^。
エビス亭から