まるで鮭の鮭児(ケイジ)と錯覚するほどのスズキ

  • 2019.06.14 Friday
  • 00:05

 このほどラッキーにも鮭の鮭児と錯覚するほどの丸スズキを手に入れた。

鮭の鮭児は10万尾に1尾と云われる幻の鮭で中々手に入れられない代物であるが、たまたま

今回、本当に素晴らしい丸スズキに出会ったのだ。残念なことにそのスズキは〆物であったが、

頭から尾鰭まで異様なほどの美しい銀色を輝かせ、魚体は丸みを帯び、脂肪分が表面に滲み出て

いるような感じであった。

日本近海には三種類のスズキが生息するが一般的にスズキと呼ばれるスズキは丸スズキで、

中国大陸から日本近海に回遊してきた大陸スズキ別名ホシスズキ(黒い斑点が体表に点在する)。

そして釣人が追いかける平スズキ、別名モス。

スズキの中でも最高級と云われるヒラスズキ、体高があって尾鰭の付け根が太短く、他のスズキ

と違ってウロコの配列が違い、それでいて頑丈なウロコを備えている。

スズキは本来夏魚(マルスズキ)。関東や中部、京都で重宝されるほどの魚だが、幻のスズキ

にはかなわないだろうな〜。

 

 

 ほらほら、この光沢、お見事・・・・。私の目に狂いはありませんでした。

 

身下しすれば内臓辺りの身肉は霜降り状態。

 

そんな脂が乗り切ったスズキをより美味しく提供する料理を頭の中で悩んだ末、

これにしました。

 

そう、魚の焼物で代表する京料理「柚庵漬け」が頭を過ぎりまして、超低温冷凍庫に保存していた

柚子を用意しまして早速仕込みです。約、5時間ほど浸した後、作業完了。

なんか使うのが勿体無くて超低温で保存中でございます。

でもでもですね。リクエストがあれば準備致します〜。

 

エビス亭から

 

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