黒曜石

  • 2020.01.06 Monday
  • 00:13

 これは黒曜石と言い、大変貴重な鉱石である。

何故?私の掌に乗っているかと云えば、林先生の番組でこの黒曜石が紹介され、あっ、これなら

エビス亭にもあるぞ!と言ったことからブログ記事に載せた次第であります。

この石、まさに破片の断片がガラスのように光っていて、紙を切るとスパッと剃刀のように切れ、

その切れ味はこれ?石?と疑いたくなるのである。

で、何故?私が持っているかと明かせば、この原石の塊がエビス亭の庭奥にありまして、当時、

何の石か分らず、大きな金槌で叩き割ろうと何度も繰り返してみるが全然割れずこの破片だけ

剥がれたのである。

で、パソコンで黒曜石と調べた結果、旧石器時代、狩猟の時の矢じり、刃物として使っていた

らしく、貴重な生活道具だったらしい。

日本でもかなりの範囲で発見されているらしいが、佐世保では針尾あたり、松浦市でも発見

されてるらしい。

 

黒曜石(黒耀石)とは

(こくようせき、: obsidian)は、火山岩の一種、及びそれを加工した宝石

岩石名としては黒曜岩(こくようがん)という[1]

英語名の「オブシディアン」は、エチオピアでオブシウス(Obsius)なる人物がこの石を発見した、

という、大プリニウスの『博物誌』の記述による。

 

検索した結果その1=成分、種類

化学組成上は流紋岩(まれにデイサイト)で、石基はほぼガラス質で少量の斑晶

含むことがある。流紋岩質マグマが水中などの特殊な条件下で噴出し、急激に冷やされることで

生じると考えられている。同じくガラス質で丸い割れ目の多数あるものはパーライト(真珠岩)

という。 二酸化珪素が約70%から80%で酸化アルミニウムが10%強、その他に酸化ナトリウム、

酸化カリウム、酸化鉄、酸化カルシウム等を含む。外縁部と内側では構造が異なる。

また、内部に結晶が認められるものもある。

黒曜石のモース硬度は 5。比重は 2.339 - 2.527。水を 1 - 2% 含む。

 

検索した結果その2=性質、特徴

外見は黒く(茶色、また半透明の場合もある)ガラスとよく似た性質を持ち、割ると非常に

鋭い破断面(貝殻状断口)を示すことから先史時代より世界各地でナイフや(やじり)、

槍の穂先などの石器として長く使用された。日本でも後期旧石器時代から使われていた。

当時の黒曜石の産地は大きく3つに分かれており、その成分的な特徴から古代の交易ルートが

推測できる。

 

検索した結果その3=産出国

上述したように黒曜石は流紋岩が噴出した火山地帯に見られる。世界ではギリシャイタリア

スコットランドアイスランドトルコカッパドキア東アナトリア地方)、アルメニア

ケニアペルーチリアルゼンチンメキシコ米国カナダニュージーランドなどで産出

している。米国ではカスケード山脈ニューベリー火山メディシン・レイク火山

カリフォルニア州シエラネバダ山脈イニョ火口イエローストーン国立公園ほか数多く分布する。

北朝鮮中国の国境にある白頭山でも産出があり交易されていたことが知られている

 

これ以外、まだまだ記載されているが、余りにも長くなるのでこの辺までといたします。

エビス亭から

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