盆が過ぎるとクエの準備
- 2019.08.17 Saturday
- 00:10
ふるさと納税返礼品充てる天然クエを早々と準備です。
手鈎を脳天に打ち込んで殺しを入れ、鰓に通る静脈を切断し体内の血液を搾り出して神経線に
ワイヤーを通して神経を抜く。
そうした作業をすることで鮮度を保つことができるが、クエに関しては熟成した身肉が旨い。
神経棒を通す時が一番危険な作業だ。なぜなら、棒を入れた瞬間、大きな魚体を跳ね上げたり
するんで、近辺に絶対、庖丁を置けないのである。
ゆうに1m(13.5kg)はあろうかというクエの尾尻の付根から血液を搾り出す。
内蔵のモチ脂、甘く臭みなく、サラ〜っとし脂身だ。クエの内蔵で貴重な一品である。
これは大変貴重なクエの心臓。
画像ではお分りにならないだろうが、クエの生命力はとてつもなく強く、この状態に
なっても心臓が動いているのである。
それだけにクエと云う魚、旨いとしか言いようがない。
ちなみにご参考までに動画をご覧下さい。
エビス亭から
今度、生月にお帰りの際、是非、お寄りください。