箸置き
- 2020.02.13 Thursday
- 00:09
飲食店に欠かせられないのが箸置き(箸豆とも云う)である。
普段、いろんなお店で見かける箸置きは陶器が多く、凝ったものではタコ、イカ、ヒラメ、
伊勢エビ、カサゴとかがある。
それに続くのは竹細工や寄木、さらに繊維を細工した縒紐、そんなんで探せば結構楽しめる。
エビス亭で使う箸置きはもっぱら貝が多く、結構お客様も「えっ?この箸置き貝ですよね〜、
何の貝ですか?」と良く訪ねられる。
そう、実際に料理で使った貝の貝殻を煮沸し、さらに殺菌してから天日干しを経て箸置きに。
現在使っている貝殻はパーナ貝(地中海産)、ムール貝(平戸産:日本名ムラサキ貽貝イガイ)
網笠貝(平戸生月島産=地元名カタガイ・カタキャ〜とも云う)の三種類。
貝は人間と同じで、同じ種族でありながら全て柄や色合いが違うところが面白い。
まるで時代劇に登場する女性が被る網笠みたいに見えますよ。
エビス亭から
何気ない箸置きなどがこういう素敵なものだと、客の立場としても何故か嬉しくなります^^
小生、宮崎なので中々平戸には行けないのですが、まとまった休みに是非親方のお店にお伺いしたいと、嫁と策を練っておりますw