包丁・・・・。
包丁は物を切る為に古来より作られた人類最高傑作の道具である。
包丁のお陰で豊かな食生活が何万年と言う文化を創りあげられてきた。
その包丁のことについてだが、あるお世話になっている知人から、親の形見である
小さ目の柳刃包丁1本と出刃1本をつい最近、預かったのである。
ところが包丁を確認すると包丁の取り扱いが素人だけに大変悪く、錆落としと、砥ぎにかなり
手間取ったのだが引き受けた以上、私のプライドが許さないのである。
ついでに我が店の包丁も仕上げることに、、、、。
預かった柳刃と出刃であるが、錆を落とすにはこの辺までが限界だったが、恐ろしく切れ味が
抜群で刺身も旨さが増すだろう。
また、出刃も切れ味良く、指先でも切ったら大変だ。
ただ、刃先3?手前に小さな刃こぼれがあるが、使用者が気にならなければいいのだが、、、。
包丁の持ち主にお返しする時に、包丁の手入れの仕方と直し方を指導するとしましょう。
]]>甲殻類の海老や蟹は年に一度、脱皮する。
それを毎年繰り返すことで成長するのであるが、その時が一番危険な時でもある。
その理由は脱皮直後、自身の身を護る武器もフニャフニャで身が柔らかくなっていて、同類や、
ウツボ・鱧・黒アナゴ等に襲われてしまうのである。
つい最近、水槽の中で脱皮した海老であるが、他の海老に襲われずに運良く生き延びた。
本来、自然界では脱皮した海老は1週間ほどすると甲羅などが硬くなって動き回ることが
出来るが、その間は身を潜めて外敵に見つからないように過ごすのである。
それが自然界に生きる法則である。
水槽で発見した時にはすでに脱皮後であった。
定点カメラがあれば貴重な脱皮シ〜ンが撮れたかも?・・・。
抜け殻を観察すると脱皮を開始する時の順序があって、このように推測した。
1⃣、最初に頭と胴体の間が割れ、角、目、センサー、歯、強靭な前足、全ての足を抜く。
2⃣、胴体と尾ビレ、腹ビレを同時に徐々に時間かけて抜くのではないかと想像する。
まさにソフトシェル状態だ。
綺麗な抜け殻の完成だ。お見事です。
]]>平戸を観光するにはピッタシの乗り物がある。
そう、それは電動アシスト自転車で、坂道の多い平戸ではかなり利用価値がある。
料金体制は2種類あって、籠付き・泥除けつきのママチャリ風は2時間500円。
もう片方はスポーツタイプで使用料は2時間1,000円となっているが平戸内であれば何処にでも
行けることから利用客も多いそうである。
そう言えば昨年の夏の事、ドイツフランクフルト在住のジュリアン君が、平戸交流広場から
エビス亭までの4?の山道をアシスト自転車スポーツタイプを蹴ってエビス亭までやって来た。
その模様を『you-Tubeビス亭親方ch動画』としてこのぺ−ジ最下部にUpしていますので
是非!ご覧ください。
ジュリアン君の父はドイツ人、母は日本人、日系二世でドイツ語・英語・オランダ語・日本語を
話します。
]]>
やっと山椒の葉『木の芽』が芽吹くのを私は待っていたのである。
和食にはこの木の芽の香りほど有難いエッセンスは他にないと私は思う。
エビス亭にはかなり成長した山椒の木(植樹20年)が2本あるが、標高200mの高い位置に
あるだけに寒暖差が大きいため、低地より芽吹くのは遅いのであるが、一旦、芽吹けば晩秋ごろ
までは安心だ。
そんなんで、ご入用の方は遠慮なくエビス亭まで収穫にお越しください。
]]>
実はそうなんですよ〜。
昔の諺に『孫は目に入れても痛くない!』と、よく聴いた言葉であるが、実際、自分自身が
その領域に近づいてくるとつくづくそう思うようになって来たのである。
その諺を感じだしたのはつい最近のことで、電話口(携帯)で爺ちゃん、、、爺ちゃんと
小さな声で私を呼んでくれたことが決定的な瞬間であった。
これは私だけでなく、全国の爺様、婆様、その気持ちは同じであろう。
で、娘が孫の写真を加工してカレンダーを添えて届けてくれたのである。
こんな可愛い孫の画像を見ると、一人暮らしの私はホームシックになっちゃいます〜(笑)。
]]>
スズランの一種で本種のスズランの葉は蘭の葉と同じで幅が大きく短いが、
スノーフレークの葉はニラの葉と似ているが、毒性を含んでいるため葉は食べられないのである。
スノーフレークの花言葉は「純粋・純潔・汚れなき心・皆をひきつける魅力」などがある。
花びらには緑色の斑点があり、白色で清らかな花びらを際立たせていることから上記緑の
言葉が付けられたようです。
『科・属の種別』ヒガンバナ科、スノーフレーク属(レウコユム属)。
『原産地』ヨーロッパ中南部・地中海沿岸
『別名』オオマツユキソウ・スズランスイセン
又、スノーフレイクと言う名前は英語で≪雪の結晶・ひとかけらの雪≫などの意味があるそうで、
和名であるスズランスイセンは花形がスズラン、葉はスイセンに似ていることから名付けられた。
しかし、庭にあるスズランスイセンの葉を観察するが、ニラの葉に似ているようには見えない。
ニラの葉の先端はさらに細くなっているんで見誤ることないと思うけどね〜。
そんな事例が過去にあったかもです。
]]>
新鮮市場に行くと春野菜が揃いだした。その上、山菜も同時に陳列台を賑わしている。
そんな素材を軽く湯通ししてオリジナルドレッシングで今の時期限定で提供しています。
ご紹介しますと、画像中央の春野菜はスナップエンドウ、その右の赤い野菜は赤大根、
その下はGアスパラ、その下は山菜のツワブキ、その左上は筍(タケノコ)、その上は法蓮草、
で、中央は山菜の王様ワラビです。
どの素材もシャキシャキ感と素材の味を生かしていますのでお客様には大好評でございます。
ご遠慮なくご自宅で是非!作ってみてくださ〜い。
]]>
和名(木瓜と書いてボケと読む)。
科名 (バラ科/ボケ属)
ボケは主に庭木や盆栽、生垣、桐花として鑑賞され、国内には200種類を超える品種が栽培
されているそうな。また、観賞用だけではなく、香りのよい果実を使って果実酒やジャムを
作って楽しむことが出来る花でもあるそうです。
ボケ属は日本原産のクサボケがあって、中国産マボケ、ボケの三種からなる落葉低木類。
ボケの渡来時期は平安初期以前であるとされていて、元禄年間の園芸書には淀ボケ、八重ボケ、
等の品種が紹介されている程度で、当時は人気がなかったらしい。
そして大正時代、何故か知らないが新潟市と埼玉川口市を中心としたボケブームが巻起り、
かの有名な東洋錦・日月星が作出されたらしい。
それから昭和40年ごろになると数多くの品種があちこちで発表されボケの第二次ブーム
突入になったらしい。
もし、この記事を読まれた方は栽培方法・育て方などをパソコンで検索されて挑戦され
てみてはいかがですか〜。
それはそうと、ボケの文字は木に瓜と書いていますが枝にはたくさんの棘が出ていて、本来は
瓜ではなくて棘と記すのが本当ではないかと思いますが、皆さんはどう?思われますか〜?。
この花は桃の花です。もう節句も終わりましたが少し遅れて今からが満開時期です。
]]>
私がお勧めする平戸市内の飲食店は平戸商店街の中ほどにある『とき里』である。
ただ、こちらの店は週2日だけの営業である為、タイミングが合わない方には申し訳ない。
営業日は毎週金・土曜日の2日間 昼・夜共にフル営業となっているため要注意。
沢山のメニュはあるが、私のお勧めは画像のかつ丼と蕎麦セット(1500円以内)である。
お得感たっぷりですのでどうぞご利用くださいませ〜っ。
]]>
先日、本マグロを捌いてそのアラ身で具沢山のマグロスープを作ってみた。
入れた野菜は新タマネギ、大根、ニンジン、馬鈴薯、レンコン、ツワブキ、等々。
アラ身はしっかりと塩洗いして熱湯で臭みを落とし、トロ火でじんわりと煮込んだのである。
味付けはカツオ昆布出しに、酒・味醂・薄口・天然塩で味を調えて出汁が濁らないように
仕上げたのである。
チャンポン麺はスーパーで求めたものだけに麵としては不適合だったのである。
スープとしては薄味で美味しかったが、もう少し濃目の方が良な〜と気がしましたね。
]]>
どこから迷い込んだか知らないが野鳥がエビス亭作業場にやって来た。
これはエビス亭始まって以来の珍事だが、追い出そうとするもあちこちに飛び回って一向に
出ないため、作業場の出入口すべてを全開し、照明を消し、刺激しないように私も姿を消し、
30分後に戻ると野鳥の姿はなくなっていて一安心である。
なにせ、店の周囲は春から秋になると野鳥天国木に付いた居ついた虫と花の蜜を求めて
毎年、賑やかになるが、なにせ侵入経路を探して塞がなければ同じことが又、起る。
]]>
エビス亭の周囲は山菜の宝庫である。
料理人にとってこれほど有り難いことはないのである。
まして店の庭だったり隣の山林だったり都会で仕入れりゃ高い素材ばかりである。
これはタラの芽。地元ではダラと濁って呼びます。
天ぷらには最高の素材である。
雪の下。
おしたし又は天ぷらに良い。薬膳料理に重宝する。
明日葉(アシタバ)。
今日摘んでも明日生えることから明日葉と呼ぶが、それは嘘である。
食べ方は新芽の茎を茹でておしたしなどに良い。
]]>
知人からつい先日、福岡土産を頂いたのだが、福岡と言えば明太子である。
そう、頂いたお土産は説明文によると明太子入りの煎餅と記してあるが、辛さは感じるが
明太子らしきものはなかったが、風味は漂っていた。
最近、博多明太子は頭打ちで色んな企業があの手この手でヒット商品を虎視耽々と狙って
努力しているんでしょうね〜。
]]>
佐世保市江迎町の山中にある自然の地形を活かしたゴルフ練習場があって、11月〜3月
中頃まではほゞアゲンストの風に向かって球を打つのである。
特にゴルフボールは寒くなると飛ばない性質があってその上、もろに向かい風なら打球が押し
戻されてしまう。
そんな中でも平戸近辺には打球場もなく、唯一近場のここに足を運ぶのであるが、なにせ
13年ぶりにゴルフ復活したのは良いが当初、球を捕えることが出来ないほどの酷い状態に
なり自信喪失になっちゃったよ。
でも、今年になってから練習の頻度を増やし、今回で10回目位になりますが、不安定ながら
クラブが振れるようになり、スイングも徐々に戻りつつあり、これから気温も暖かくなるに
つれ、練習も増やそうと思ってます。
]]>
毎年、この時期になると八重山茶花が満開を迎えます。
丁度、椿が散るころに咲くことで満開を迎える山茶花は中庭を賑わせてくれる花であるが、
椿が散るころには山桜が咲きだします。
最近、人手が少ないため庭の手入れが不十分となっている為、庭を彩る木々の花に大変、
申し訳ないと反省しています。
ところで、サザンカの話であるが、サザンカを漢字で書くと『山茶花』と書くのでありますが、
文字中央に『茶の文字が入るのは何故でしょうか〜ね〜?。
答えは簡単に表現する椿と同じころに咲くことから花を間違えては困ることから茶の文字を
入れたらしく、椿も山茶花も日本原産で野生植物だったと解説されています。
もっと詳しく知りたい方は箱田直紀(日本ツバキ協会会長 恵泉女学園大学名誉教授)
『サザンカの名前と変遷』で検索していただくとその理由がとても詳しく解説されています。
余りにも長文な解説なんで書けませんでしたが、その訳を知ったら(もやもやとした気持ち)
がすっきりしますよ〜。 では頑張ってね〜っ・・・・。
]]>