咲き出した山不如帰(ヤマホトトギス)




あまり多くの花弁を付けない山不如帰は、どこか貴婦人と言う言葉が似合う花でもある。色彩は紫色が主体だが、僅かながら更に濃い紫色の斑点模様が花びらに点在する。細長い茎の先から咲きはじめ、一度咲けば1ヶ月ほど落花しない息の永い花でもある。
そういえばこんな句があります。『目に青葉 山ホトトギス 初鰹』・・・。ここでの登場は鳥ホトトギスを意としていますが、野草のホトトギスの花には斑点がありますが、この斑点こそ鳥ホトトギスの腹の斑点に似ていると言われたことから、山不如帰と呼ばれたそうです。
また、これを覆す句も存在いたします。『目に紅葉 山不如帰 戻り鰹』、これはいかがかな?。

外洋実習船『海王丸』千里ヶ浜沖に現る




水産大学の実習生を乗せた大型帆船(約2,800t)海王丸が平戸千里ヶ浜沖に停泊した。川内峠(標高230m)付近から海王丸が停泊中を
確認、早速山道を下り、千里ヶ浜に到着する。カメラを向けるが雨と風が強く中々良い画像が納められなく断念しようかと思った矢先、普段の行いが良いせいなのかは別として、急に雨風が治まり、曇空の中何とか撮影に成功した。山からはその大きさは感じられなかったが、海王丸の帆は既に下されていたものの、その船体はホワイト色で気品ある感じを受けた。20年前、大阪港開港400年祭で世界中の帆船が集まって帆船パレードを見学した覚えがあるが、千里ヶ浜沖での海王丸は、それ以上のロケーションであった。

仲秋の川内峠の手入れ





  • 2011.10.19 Wednesday
  • 22:56
久しぶりに沈んだ気持ちに活を入れようと、歩いて5分ほどの川内峠に
出向いたところ、それ処ではなかったのである。

広々とした川内峠の第一駐車場前のお散歩広場。
この日は風もなくのどかな夕暮れ前に、地元の叔母ちゃん達が
こぞって草刈に精を出していました。
かなり広大な広場でありながら、馴れた手つきで捌いて行きます。
この草刈が今年最後の行事だそうで、大変ご苦労さまでした。

生月島の静寂




  • 2011.10.17 Monday
  • 11:03
風もなく、雲もなく、シーンとした静寂のなかで心を澄ませながら
自身62歳を振り返って見つめてみた。
何故?この地にいるんだろう、何のためにいるんだろうと・・・。
生まれ故郷を46年前に離れ、仕事(料理人)の流れに任せ、49年大阪に。
そしてがむしゃらに無我夢中に頑張ってみた。
しかし、病に伏せ挫折した。
15年前にこの地に惚れ、この島に移住した。
もう一度人生をやり直そうと必死に頑張ってきた。
でも・・・、やり通す気力が今は失せている。
どうにかせねばと今は懸命に心を立直している。
大きな穴を埋めるには時間がかかっても良いと思っている。
一生かかるかもしれないけど・・・・。

今年最後のウニ丼





  • 2011.10.14 Friday
  • 23:33
毎年9月に解禁しているウニ漁が、温暖化の影響なのか水揚げ時期が
大幅に1ヶ月も遅れてしまった。
その上、毎月掲載しているタウン誌に宣伝している関係上、予約が殺到。
しかし、しかしウニがないのだ・・・。客に出したいが物(ウニ)は無し。
予約されたお客様に丁寧で状況説明。
ところが結構お叱りを頂戴し、冷や汗連続の日々が続きました。
結局、水揚げ時期を1ヶ月ほどズラシたものの、今日の入荷で最終とは
余りにも過酷ではないか・・・。
天然物はそんなもんだと決めつけて、来年の豊漁を願うばかりです。

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