MR鉄道、俗に言うローカル線の松浦鉄道のことである。
この駅舎は江迎鹿町駅で、誰もいない改札ゲートの横にある運賃表に目が止まり興味半分で画像に納めたのであります。
なるほど、佐世保から有田まで乗車すると結構な金額になるんだなと思うが、一度はゆっくりと
ローカル線の旅を満喫したい!と思った次第でした。
電車に乗るわけではないが、誰もいないホームに誘われるまま佐世保方面の線路を見ると
絵に書いたような景色(サクラとトンネンル)が出現。
のんびりする間もなく、電車が?、(そうか、電車ではないのだ。電車とは電気で走るものだ。)
まっいいか!そんな細かいことは別にして、とにかく車両が入ってきたのであります。
おっ、オオオオォォォォォォ。
伊万里行きだ。
乗りたいけど、乗るわけには行かない。
すると、どこからかおばちゃんがすっ飛んで車両に乗り込んだのです(セ〜フ)。
すかさずドアが閉まり出発進行〜(^^♪。
MR鉄道はじめ、ローカル線は乗降客が少ないため、全てワンマンカー、1車両で営業なのです。
気分的にリラックスできるような感覚ですね〜。
ローカル特有な景色も様々で「海有り、山あり、谷あり、川あり、田園あり。」で楽しそうです。
乗車していないのに何故か?乗っている感覚さえしてきますね〜(^^♪♫♫。
この江迎鹿町駅を出ると、500mほどで、珍しい構造の鉄橋を走ります。(昨年ブログで紹介)
ほら〜っ、こんなに鉄橋がカーブしているのですよ。
江迎川と、R204号線の真上を通過し、少し登りの傾斜を走ります。
ゴトンガタン、ゴトンガタンと鈍い音を立てながら走る車内の景色はどんなんだろう?と
ワクワクしますね。
ただ眺めるだけのMR線でしたが、ローカル鉄道の魅力にとり憑かれそうです。
MR線(松浦鉄道)ご紹介
1988年の開業以来、会長を長崎県知事、副会長を佐賀県知事、社長を佐世保市長が務め、佐世保の主要財界人が軒並み役員を務める体制で運営されてきた。駅数を32から57に増やし、列車の運転間隔も15 - 20分おきにするなどの工夫により、2000年度まで黒字経営を維持。沿線に高校や病院が多いことも幸いし、「三セクの優等生」と言われていた。
だが、沿線自治体は佐々町を除いて過疎化が進行しており、利用客は1996年の年間442万人をピークに減少。2001年以降はついに赤字経営に陥った。このため、長崎・佐賀両県と沿線市町は2006年度から8年間で23億円を支援することを決定した。なお、この際に「支援する側の自治体と、される側の経営者が同一なのはおかしい」との議論がおきたため、両知事と佐世保市長が役員を退任し、民間出身の社長が就任している。
2006年末現在、具体的な廃線議論は起きていないが、沿線自治体の財政力ではさらなる支援は困難と見られ、支援が切れる2014年以降の経営存続が大きな課題となっている。
2009年には、長崎スマートカードを導入したい意向を示し2011年3月12日から利用が開始された。各車両にカード読取装置を設置の上、各有人駅で長崎スマートカードによる回数券と定期券を発売している。なお、長崎電気軌道と同様に車内でのセルフ積み増しは可能だが、松浦鉄道ではモバイル長崎スマートカードは使えない。
エビス亭から