シグナルカラー野菜とヤリイカの料理

  • 2014.05.31 Saturday
  • 00:17
 平戸近海の定置網漁で、ヤリイカがよく水揚げされいる。
このサイズ(80g前後)ですと、仕分け用語えを”バラヤリイカ”と云いまして、一般の方でも
意外と手に入れ易い価格でして、料理法によっては最高の食材に変わるのです。


イカの処理は簡単でして、まずはイカ墨を取り除き、内臓を処理し舟(背骨)をはずします。



イカの水分をよく拭き取って、塩、コショウで下味をつけ、イカ全体に片栗粉をまぶします。


添え物の野菜は今が旬のキュウリ、トマト、ズッキーニーの三種(当然のこと、平戸産)。
これをシグナルカラーとでも云いましょうか〜。


レタスを台座にして盛り付け。


春雨を素揚げし、油をよく切ってからレタスの上に載せましょう。


フライパンでヤリイカを軽く焦げ目が付く程度で。焼きすぎますと、折角のイカの甘みがなく
なりますので〜。


キュウリ、トマト、ズッキィーニーを炒めて、味付けしたスープにトロミを付けまして。
ヤリイカにトロミのスープがかかってテカテカと光ってて、見るからに美味しそ〜。


 こん感じで美味しそうに出来上がりました。
スープ作りのポイントは、ほのかな酸味味と白ワインを利かしますと、サッパリ感があって、
無国籍料理に変わります。
今の時期、是非!ともご家庭のメニューに加えていただきたい一品ですね。


エビス亭から





 

夏野菜

  • 2014.05.30 Friday
  • 00:05
 平戸の農家さんたちのお陰で良い食材が手に入る。 
丁度今の時期、新鮮市場には夏野菜がたくさん顔を揃えている。
ヒラエンドウ、トマト、破竹、人参、茄子、ズッキーニー、二十日大根、ソラマメ、アスパラ、
ゴボウ、南京、など等結構、重宝させていただいています。


お客様の中では、エビス亭の野菜の煮物は大変好評でして「素材の味がする」とか「なんで?こんな
味になるの?」とか、お褒めの言葉をいただいています。


そう、ある野菜には白ワインを用いたり、ローリエを用いたりしてその野菜の特色を活かした
煮方を工夫しています。


で、こんなバランスがとれた色合いの野菜を楽しんでくれているのです。


季節柄、見た目にも涼しそうです。


こちらは別のお客様。器を代えて盛り付けです。



エビス亭から

 

20年振りのイカダ釣り

  • 2014.05.29 Thursday
  • 00:05
 5月27日の火曜日、店の休みを利用して平戸は古江湾の大型イカダへ「ひのまる釣り師さん」と
イカダ釣りに行って来たのであります。当日の天候はやや曇がちだったが、夏場の快晴より
このほうが返って釣りやすいのである。しかし、釣り場への到着時間をゆっくりとしたため、
午前中の時合いを逃してしまったのが後に悔やまれることとなった。
とりあえず、迎えの船に乗船し、目的のイカダに数分で到着。すでに先着組みは良い場所で
竿を下ろし、しっかりと糠でポイントを作っていたのだった(イカダ釣りはポイントが命)。


とりあえず道具を下ろし、ダンゴ作り作業に移行するのです。
そう、イカダ釣りは仕掛けより先にダンゴを作ってポイント作りに励むのが大切。


餌の配合は人それぞれだが、米糠、集魚材、押しムギ、オキアミ、赤土、砂・・・etc。
握りやすいように海水を入れ、硬さを調整するのだ。出来上がった糠ダンゴを5〜6ヶほど
ポイントと決めたところにボンボン投入。


その間に仕掛けを用意。


 餌を針に刺しダンゴで包み、約30mの海底まで餌を届けるのである。


暫くしてから、ひのまる釣り師さん「反応はいかが?」と尋ねてみた。
そうすると「ボチボチと竿先にアタリ」を感じるとのコメント(意外とニコニコ顔だった)。
だが、私には以前と反応がないのである・・・ムッムッムッ。


そうこうするうち竿先が、グッグ〜ッとしなって魚との格闘が始まったのである。
内心、私は大変嬉しかったのである(これ、本音)。
何故?嬉しかったかと云いますと、彼は釣り暦20年ほどのキャリアがあるのだが、このイカダ
釣りだけは未経験だそうで、今日が彼にとってデビュー戦なのだ。その上、イカダ釣り専用の
竿とリールを新たに用意して、久し振りのイカダ釣りに付き合ってくれたのだ。
だから、なんぞ釣り上げてその実感を味わってくれなければ意味がない・・・・。


本命のチヌではなかったが、釣り上げた獲物は1kサイズのマトウダイ。
これ以外の彼の獲物は大きな真アナゴ1尾、シロギス1尾とまずまずだったのである。


先着組みはチヌ7枚(30cm〜47cm)を釣り上げたのも”お見事”だった。
イカダ釣りの醍醐味は本命のチヌ釣りだが、時としてマダイ、ヒラメ、ワラサ、ヒラマサ、
キス、イトヨリ、アジ、アコウ、真コチなどが釣れる場合もあるのだ。


20年前までは週に1度はイカダ釣り(和歌山、淡路島、三重、丹後半島)、数時間かけて寝ずに
釣行したものだが、ここ平戸では10分ほど走れば釣り場に行ける便利さはとてもありがたい。
これからドンドン仲間を増やして「イカダ釣り大会」を主催してみたいものだ。

ところで「ひのまる釣り師さん」、イカダ釣りの醍醐味はいかがでしたか?。
これからチョクチョクお誘いしますね〜(^:^)。
大変お疲れ様でした〜。

エビス亭から


 

雨上がりに珍しい蝶が訪れた

  • 2014.05.28 Wednesday
  • 00:14
 そう、雨上がりの一昨日のこと、珍しい紋様の蝶が一匹、濡れた羽を広げて乾かしていた。
一見、紋様からして蛾ではないのかな〜と思ったのだが、やはり蝶であった。
平戸の山中で過ごすこと10年余り、過去にこんな珍しい紋様をした蝶に出会ったことがない。
PM2.5にまぎれて中国大陸から飛来したものなのか、朝鮮半島から飛来したのかは定かでは
ないが、なにせ、お目にかかるのは初めての事。まして、昆虫図鑑など持ち合わせていない
ため、そのルーツは分からないが、何方かご存知であればこちらにご一報を・・・・。


濡れた羽を広げ休息を。


羽の紋様は、白色で正確な円を描き、さらに黒色でぼかし、またも白の大きな点を描いている。


正面画像である。羽を広げて気持ち良さそうに見えるのだが・・・。


下から捉えた画像。中々ポーズがいい。


仮に、中国大陸から飛来したとして、どんなルートを辿って来たのだろうか?と、つい考える。
それも何日かけて?、そしてどこで休息するのだろうか?とか、鳥に襲われなかったか?とか、
そんなロマンを持ち合わせる蝶たちの、命がけの飛来であっただろうな・・・。


エビス亭から

 

木イチゴ(草イチゴ)

  • 2014.05.27 Tuesday
  • 00:12
 木イチゴ。そう、ラズベリーとも云う。
その木イチゴの話だが、エビス亭の庭奥では毎年のこと、結構実っていたハズだが、今年は
どう云う訳か、実った木イチゴ(草イチゴ)が少ないのである。
まっ、栽培されているイチゴと違いまして、自然らしさの爽やかな甘さが喉を潤します。

そう云えば昔、そう、今から55年前の事、私が10歳頃の記憶でありますが、実家(愛知三河)の
近くにとても小さな農業用貯水池がありまして、その池の周辺のジメジメしたところに、背丈1m
くらいの青々とした柔らかい木に、黄色(或いは黄金色)した果実を付けた木イチゴがたくさん
実っていまして、丁度、梅雨時期の6月ごろだったような思い出があります。
まして子供のころの記憶は実に曖昧ですが、その木イチゴがとても甘くて、オヤツのない時代、
小金色した粒を、口一杯に詰め込んで遊んだ記憶が残っています。
だが、残念ながらその木イチゴの種類がまったく不明で、ネットで検索した結果、良く似た感じ
の木イチゴが見つかりましたが、なんかしっくりと来ないのであります。
さし当り、その木イチゴの名称はカジイチゴ(構いちご)と記載されていて下記画像も紹介され
ているのですが「ぅ〜ん??、黄色したイチゴやけど、ちと違うかな〜」と云った感じです。


ネットで検索した木イチゴ(カジイチゴ)
色合い的には似ているが、果実の粒々状がこれよりも大きく、瑞々しかった感じ。





赤い果実をつけ、もう食べごろだよ〜、と私に訴えていた。


チョッとカメラレンズを寄せ過ぎました(><)。


これこれ、この艶・・・。


ではお言葉に甘えまして〜。
いただきま〜す。ぱくっ!!!。
まうい〜。(笑)

エビス亭から


 

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